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タロットと占星術の対応一覧 | リーディングに役立つ

タロットと占星術の対応

タロットと占星術は、占い愛好家の中でも人気の高い占術です。卜術(偶然の要素を使った占術)と命術(生年月日を使った占術)を組み合わせながら、幅広いお悩みに対応できるため便利です。

共通したモチーフもありますので、タロットの基礎を学べば占星術のリーディングに応用できますし、占星術の基礎を学べばタロットのリーディングにも応用できるといった相互作用が期待できます。

この記事ではタロットと占星術の対応を紹介しながら、占い愛好家のスタッフなりの読み解き方法もちょこっとご紹介します。

目次

タロットと占星術の関わり

タロットと占星術には深い関係があり、対応しているモチーフも多いです。

対応についてはさまざまな説がありますが、もっともよく知られているのは、黄金の夜明け団がまとめた『Tの書』によるものです。大アルカナから小アルカナまで、占星術との対応が説明されています。

注意したいのは、『Tの書 黄金の夜明け団のタロット秘密文書解説』(中村心護著)の中で「タロットには占い用と魔術用の2つがあり、Tの書がまとめているのは基本的には魔術用の方」「一般的に使われているライダー版タロットは、『Tの書』の知識は盛り込んでいない」と明言されていることです。

タロットと占星術を対応させることで占いのリーディングに役立つこともありますが、実際に使いこなすには有効的ではない部分もあります。

占い愛好家のスタッフの個人的な考えではありますが、下記は実際のリーディングに活用しやすいと感じています。

  • 大アルカナと占星術の対応
     例)魔術師と水星の対応、皇帝と牡羊座の対応など
  • 各スートと占星術のエレメントの対応
     例)ワンドと火のエレメントの対応、カップと水のエレメントの対応など

その他の細かい対応については、知識としては興味深いのですが、実際のリーディングに活用するにはあまり有効的ではないように感じています。

タロットは、潜在意識を利用したり直感やインスピレーションを大切にした占いです。そういったことが働く部分は取り入れて、働かない部分はいったん置いておいて……と、柔軟に活用してみてくださいね。

タロットの大アルカナ22枚と占星術の対応一覧

大アルカナ22枚12星座or天体エレメント(4グループ)
0番・愚者
1番・魔術師水星 ☿
2番・女教皇月 ☽
3番・女帝金星 ♀
4番・皇帝牡羊座 ♈
5番・法王牡牛座 ♉
6番・恋人達双子座 ♊
7番・戦車蟹座 ♋
8番・力獅子座 ♌
9番・隠者乙女座 ♍
10番・運命木星 ♃
11番・正義天秤座 ♎
12番・吊るされた男
13番・死神蠍座 ♏
14番・節制射手座 ♐
15番・悪魔山羊座 ♑
16番・塔火星 ♂
17番・星水瓶座 ♒
18番・月魚座 ♓
19番・太陽太陽 ☉
20番・審判
21番・世界土星 ♄

大アルカナの22枚は、星座(サイン)・天体(惑星)・エレメント(元素)のいずれかと対応しています。
実際のリーディングにも活用しやすいので、ぜひ一通り触れてみましょう。

タロットの大アルカナ22枚と占星術とのそれぞれの対応と意味

大アルカナ0番・愚者=風(エレメント)との対応

愚者のカードは、風のエレメントに対応しています。

愚者といえば、無邪気さや自由を象徴するカードです。

風は、その場にとどまることなく自由に動き回る性質があり、知識や思想、情報などをあらわします。
一つのものや場所にとらわれず、自由に旅をする印象が共通しています。

大アルカナ1番・魔術師=水星☿(天体)との対応

魔術師のカードは、水星に対応しています。

魔術師は、手元にある道具を駆使して0から自分の手で創造するカード。水星は、知性やコミュニケーション、行為の始まりなどをあらわします。

人間として実際の行為が開始されるイメージが共通しています。

大アルカナ2番・女教皇=月☽(天体)との対応

女教皇のカードは、月に対応しています。

女教皇は、知性や判断力が高く、直感の鋭い女性を象徴します。

占星術における月は、感情や日々の気分、女性的な性質をあらわします。

月のモチーフは、タロットにも占星術にも共通して存在しますが、ここでは対応していません。

女教皇は占星術の月と対応し、月のタロットと対応しているのは魚座です。
女性的な印象や心・精神に関連するところが共通しています。

大アルカナ3番・女帝=金星♀(天体)との対応

女帝のカードは、金星に対応しています。

女帝は、豊かさや満足感を象徴します。妊娠している女性をあらわしている、という説もあります。

金星は、美しさや楽しさ、ときめきなどをあらわします。特に恋愛面では、女性と金星を紐づけて読み取ることが多いです。

華やかな印象が共通しています。占星術では月や金星は恋愛や女性に関連していますが、タロットカードでも女教皇ー月、女帝ー金星と女性が割り当てられていますね。

大アルカナ4番・皇帝=牡羊座♈(12星座)との対応

皇帝のカードは、牡羊座に対応しています。

皇帝は、リーダーシップや責任感、社会的な地位などを象徴します。活動的な男性のようなイメージです。

皇帝のカードに注目すると、肘掛けや椅子に牡羊が2頭いることが分かります。カードから牡羊座を象徴していることが見て取れますね。

牡羊座は、1番最初にやってくる星座です。エネルギッシュで前進する力に溢れています。
先頭に立って前進していくイメージが共通していますね。

大アルカナ5番・法王=牡牛座♉(12星座)との対応

法王のカードは、牡牛座に対応しています。

法王は、人に対する慈愛の心や安定感が特徴的なカードです。

牡牛座は、手で触れる確実なものを軸にしながら、安定感を持って生活するような星座です。
安定感のある印象が共通していますね。

大アルカナ6番・恋人=双子座♊(12星座)との対応

恋人のカードは、双子座に対応しています。どちらも2人の人間が出てきます。

恋人は、楽しさや心地よさ、心が弾む状況をあらわすカードです。

双子座は、コミュニケーションや好奇心を象徴する星座です。
軽やかさや人との交流を楽しむ印象が共通していますね。

大アルカナ7番・戦車=蟹座♋(12星座)との対応

戦車のカードは、蟹座に対応しています。

戦車は、スピード感や前進する力の強さが印象的なカードです。白と黒のスフィンクスを両脇に配置しながら、戦車に乗って突き進んでいる絵が印象的です。

蟹座は、身内への愛情や協調性を重んじる星座です。

一見すると戦車と蟹座は真逆のようにも感じます。ただ、自分が大切にするものに対する正義感の強さや、それが守られなかった時の不安定さなどは共通しているように思います。
蟹座が潜在的に持っている執念深さや愛情の深さは、戦車の力強さとして現れることもあるでしょう。

大アルカナ8番・力=獅子座♌(12星座)との対応

力のカードは、獅子座に対応しています。カードに注目すると、獅子を手懐けている人間の様子が印象的です。

力は、意志の強さやめげずに突き進む印象のカードです。

獅子座も同じく、自分の中から生まれる意志を大事にしながら、前向きに進んでいく星座です。
強い意志で前に進むところが共通していますね。

大アルカナ9番・隠者=乙女座♍(12星座)との対応

隠者のカードは、乙女座に対応しています。

隠者は、自分自身を深く見つめながら物思いにふけるカードです。

乙女座は、物事を広く見ることができ、分析力が高く、他人の粗が見えやすい星座です。
どちらも静かで控えめな印象ですが、自分の中では答えがあり、その分だけ周りのことが気になったり、批判的になる点が共通しています。

大アルカナ10番・運命の輪=木星♃(天体)との対応

運命の輪のカードは、木星に対応しています。

運命の輪は、幸運や良い流れを象徴するカードです。

木星も同じく幸運をあらわし、拡大や発展もあらわします。
どちらも良い時期が来ている明るい印象ですね。

大アルカナ11番・正義=天秤座♎(12星座)との対応

正義のカードは、天秤座に対応しています。正義のカードには天秤が描かれていますので、パッと見ただけでも対応していることが分かります。

正義は、中立の立場で物事を判断するカードです。

天秤座は、バランスを重んじながら知性を持って判断する星座です。
かたよることなく、バランスを優先する点が共通していますね。

大アルカナ12番・吊るされた男=水(エレメント)との対応

吊るされた男のカードは、水のエレメントに対応しています。

吊るされた男は、何かのために耐えていたり、ひらめきを期待したりしているカードです。カードだけを見ると怖いイメージを持ちますが、怖さよりも、繊細さや緊張感、何かのための忍耐といった印象です。

水は、気持ちを重視して献身的になったり、人に心を寄せたり、直感力に優れた元素。人のために自己犠牲をいとわないこともあるでしょう。
忍耐力や人間の気持ちに関連しているところが共通点です。

大アルカナ13番・死神=蠍座♏(12星座)との対応

死神のカードは、蠍座に対応しています。

死神は、すっきりと終わることや、終わった後に物事が再スタートすることをあらわします。

蠍座は、生死や極端さ、白黒ハッキリしたものを象徴しています。
どちらもキッパリと決断する潔さがあり、今いる場所から旅立つ印象です。

大アルカナ14番・節制=射手座♐(12星座)との対応

節制のカードは、射手座に対応しています。

節制は、調和を保ちながらナチュラルに融合させていくカードです。

射手座は、海外や高度な学問との関連が深く、長い旅や好奇心の意味があります。
絶対的なもの1つのものを信じるのではなく、異なる複数の物事を混ぜ合わせながらバランスを取るところが共通しています。

大アルカナ15番・悪魔=山羊座♑(12星座)との対応

悪魔のカードは、山羊座に対応しています。

悪魔は、拘束された状態や、こだわりが強くなり執着している状態、抜け出せない状態などをあらわします。

山羊座は、仕事や社会的な場面での活躍や、きっちりした真面目な様子がテーマです。頑固すぎたり、執着しすぎるところもあります。
一見すると印象の異なるカードですが、こだわりの強さやそこから動きにくいところが共通していますね。

大アルカナ16番・塔=火星♂(天体)との対応

塔のカードは、火星に対応しています。

塔は、崩壊や悪い終わり方を象徴するカードです。鑑定中に塔が出ると、ギクッとする人も多いでしょう。

火星は、エネルギッシュで闘争心が強く、時には暴走や爆発も起こす天体です。火星はかつて「凶星」と呼ばれ、争いや災いを象徴する天体でもありました。
エネルギーが高まりすぎて崩壊するという意味で似ています。

大アルカナ17番・星=水瓶座♒(12星座)との対応

星のカードは、水瓶座に対応しています。星のカードに水瓶が描かれていることからも、対応していることが分かりやすいですね。

星は、理想や空想、希望をあらわします。

水瓶座は未来志向が強く、新しいものが好きな星座でもあります。
未来を前向きに思い描いているところが共通しています。

大アルカナ18・月=魚座♓(12星座)との対応

月のカードは、魚座に対応しています。

月は、不安な気持ちや曖昧な世界観をあらわすカードです。

魚座は12星座最後の星座で、人間の世界を超えたところをテーマにしているとも言われます。曖昧性や博愛主義、神秘主義などを象徴しています。
目に見えないものや人智を超えた存在感が共通点ですね。

大アルカナ19番・太陽=太陽☉(天体)との対応

太陽のカードは、そのまま占星術の太陽に対応しています。タロットと天体が一致している唯一のカードです。

タロットの太陽は、明るさや無邪気さ、活力や前進する力をあらわします。

占星術の太陽は、人生の目的意識や自分そのものを象徴します。
主人公感や人生を進めていく印象が共通していますね。

大アルカナ20番・審判=火(エレメント)との対応

審判のカードは、火のエレメントに対応しています。

審判は、復活や嬉しい知らせなどをあらわすカードです。

火のエレメントは、始まりや新しさ、創造性などを象徴します。
そこを中心に物事がスタートする、といった印象が共通していますね。

大アルカナ21番・世界=土星♄(天体)との対応

世界のカードは、土星に対応しています。

世界は、さらなる幸福や物事の完成をあらわします。

土星は、現実世界の中で物事を形にすることや、努力や忍耐の先にある成功を象徴します。
いろいろな段階を経て、ひとつの完成にたどり着くところが共通しています。

トランスサタニアン(天王星・海王星・冥王星)は登場しない

天王星や海王星、冥王星が登場しなかったことにお気づきでしょうか。

今回ご紹介した対応は、古典占星術をもとに考えられています。そのため、古典占星術には登場しない天王星・海王星・冥王星は、タロットとの対応としては出てきません。(ただし近代占星術をベースにした書籍では、天王星・海王星・冥王星が登場する場合もあります。)

占いとは別の視点からタロットや占星術について解説されていますね。

タロットの小アルカナと占星術の対応一覧

①ワンド
②ペンタクル
③ソード
④カップ

小アルカナは各スートごとに1~10、ペイジ、ナイト、クイーン、キングの14種類があります。

  • ワンド:1~10、ペイジ、ナイト、クイーン、キング
  • ペンタクル:1~10、ペイジ、ナイト、クイーン、キング
  • ソード:1~10、ペイジ、ナイト、クイーン、キング
  • カップ:1~10、ペイジ、ナイト、クイーン、キング

ペイジ、ナイト、クイーン、キングは総称して「コートカード(宮廷カード・人物カード)」などと呼ばれます。

特に各スートの2~10は、大アルカナと同様に星座(サイン)・天体(惑星)・エレメント(元素)と分かりやすく対応しています。

※エースやコートカードも占星術と対応していますが、タロット占いではそこまで重要視しなくてもいいと思いますので、この記事では割愛しています。

小アルカナとエレメント(4つの元素)の対応

①火に対応のワンド
②地に対応のペンタクル
③風に対応のソード
④水に対応のカップ

火星座=ワンド、地星座=ペンタクル 、風星座=ソード、水星座=カップという対応があります。

  • のグループ
    • タロットのワンドに対応
    • 情熱を持って前に進む
  • のグループ
    • タロットのペンタクルに対応
    • 安定的で堅実に構える
  • のグループ
    • タロットのソードに対応
    • 知性を活用して自由に羽ばたく
  • のグループ
    • タロットのカップに対応
    • 優しさやつながりが第一

占星術のエレメントと小アルカナは対応しているので、リーディングの際のヒントになります。

たとえばタロットでの鑑定中に、ワンドのカードが複数枚出た場合。ワンドは火のエレメントと対応していますので、火のエレメントが象徴する「情熱を持って前に進むこと」を後押しされている、と読み取れます。

タロットと占星術の対応を細かく覚えなくとも、「ワンドが多いから火の要素が強いな」「カップが1枚も出ていないから、水の要素が足りないかもしれない」と状況をざっくり把握できます。

小アルカナと星座の対応

小アルカナの2~10のカードが星座と対応しています。

  • 牡羊座:ワンド2、ワンド3、ワンド4
  • 牡牛座:ペンタクル5、ペンタクル6、ペンタクル7
  • 双子座:ソード8、ソード9、ソード10
  • 蟹座:カップ2、カップ3、カップ4
  • 獅子座:ワンド5、ワンド6、ワンド7
  • 乙女座:ペンタクル8、ペンタクル9、ペンタクル10
  • 天秤座:ソード2、ソード3、ソード4
  • 蠍座:カップ5、カップ6、カップ7
  • 射手座:ワンド8、ワンド9、ワンド10
  • 山羊座:ペンタクル2、ペンタクル3、ペンタクル4
  • 水瓶座:ソード5、ソード6、ソード7
  • 魚座:カップ8、カップ9、カップ10

※エースやコートカードも占星術と対応していますが、タロット占いではそこまで重要視しなくてもいいと思いますので、この記事では割愛しています。

小アルカナと占星術のエレメントが対応している通り、ワンド→ペンタクル→ソード→カップの順番に割り振られています。

数字は2から10までを繰り返しながら進んでいくイメージです。

小アルカナと天体の対応

小アルカナの2~10のカードに天体が対応しています。

天体は、古典占星術で使われていた月・太陽・水星・金星・火星・木星・土星の7種類を使います。古典占星術では天王星・海王星・冥王星のトランスサタニアンは使わないため、ここには登場していません。

対応は下記の通りです。

  • :ペンタクル6、カップ4、ソード2、ワンド9、ソード7、
  • 太陽:ワンド3、ソード10、ペンタクル8、カップ6、ペンタクル4
  • 水星:ペンタクル5、カップ3、ペンタクル10、ワンド8、ソード7
  • 金星:ワンド4、カップ2、ペンタクル9、カップ7、ソード5、
  • 火星:ワンド2、ソード9、ワンド7、カップ5、ペンタクル3、カップ10
  • 木星:ソード8、ワンド6、ソード4、ペンタクル2、カップ9
  • 土星:ペンタクル7、ワンド5、ソード3、ワンド10、カップ8

このように並べると分かりにくいのですが、「デカン」と呼ばれる円形の図を使うと頭に入ってきやすいです。

※また、エースやコートカードも占星術と対応していますが、タロット占いではそこまで重要視しなくてもいいと思いますので、この記事では割愛しています。

占星術の陽と陰の2グループとタロットの対応

①陽グループのワンド
①陽グループのソード
②陰グループのソード
②陰グループのカップ

占星術の陽と陰のグループをもとに分類します。

陽・陰は、占星術ではもっとも最初に考える初歩的な分類です。牡羊座から始まり、交互に奇数サインと偶数サインが並びます。

タロットカードのイメージを膨らませたい時に活用してみましょう。

①陽グループ(奇数サイン)

男性的な陽グループ(奇数サイン)は、意識が外側に向かう傾向があり、積極的なサインです。安定感や落ち着きよりも、変化することや前進することに重きを置いています。

  • 占星術:火星座、風星座(牡羊座、双子座、獅子座、天秤座、射手座、水瓶座)
  • 大アルカナ:4皇帝、6恋人、8力、11正義、14節制、17星
  • 小アルカナ:ワンド、ソード

②陰グループ(偶数サイン)

女性的な陰グループ(偶数サイン)は、意識が内側に向かい、どちらかといえば内向的に見える性質です。陽グループ(奇数サイン)と比べると、安定的で落ち着きがある印象です。

  • 占星術:地星座、水星座(牡牛座、蟹座、乙女座、蠍座、山羊座、魚座)
  • 大アルカナ:5法王、7戦車、9隠者、13死神、15悪魔、18月
  • 小アルカナ:ペンタクル、カップ

占星術の活動宮・固定宮・柔軟宮の3グループとタロットの対応

占星術の活動宮・固定宮・柔軟宮の3グループをもとに分類します。
3グループは、12星座を活動宮、固定宮、柔軟宮の3つに分けたものです。

タロットカードのイメージを膨らませたい時に活用してみましょう。

①活動宮グループ

活動宮グループは、物事をスタートさせる力に長けています。一方で、継続力や持続性には苦手意識のあるグループです。

  • 占星術:牡羊座、蟹座、天秤座、山羊座
  • 大アルカナ:4皇帝、7戦車、11正義、15悪魔

②固定宮グループ

固定宮グループは、継続力や持久力に長けています。一方で、変化を求められたり、断続的に状況が変わったりする場面では力を発揮しにくいです。

  • 占星術:牡牛座、獅子座、蠍座、水瓶座
  • 大アルカナ:5法王、8力、13死神、17星

③柔軟宮グループ

柔軟宮グループは、柔軟に変化し続けられる性質です。物事のバランスを取ることが得意で、受け身かつ温和な性質です。一方で、0から何かを始めることは苦手としています。

  • 占星術:双子座、乙女座、射手座、魚座
  • 大アルカナ:6恋人、9隠者、14節制、18月

占星術のエレメントの4グループとタロットの対応

①小アルカナのワンド
②小アルカナのペンタクル
③小アルカナのソード
④小アルカナのカップ

占星術のエレメント(元素)をもとに分類します。
エレメントは先ほども解説しましたが、火・地・風・水の4つに分類します。

タロットカードのイメージを膨らませたい時に活用してみましょう。

①火のグループ

情熱を持って前に進む性質が共通しています。

  • 占星術:牡羊座、獅子座、射手座
  • 大アルカナ:4皇帝、8力、14節制、20審判
  • 小アルカナ:ワンド

②地のグループ

安定的で堅実に構える性質が共通しています。

  • 占星術:牡牛座、乙女座、山羊座
  • 大アルカナ:5法王、9隠者、15悪魔
  • 小アルカナ:ペンタクル

③風のグループ

知性を活用して自由に羽ばたく様子が共通しています。

  • 占星術:双子座、天秤座、水瓶座
  • 大アルカナ:6恋人、11正義、17星、0愚者
  • 小アルカナ:ソード

④水のグループ

気持ち面にフォーカスが当たるところが共通しています。

  • 占星術:蟹座、蠍座、魚座
  • 大アルカナ:7戦車、13死神、18月、12吊るされた男
  • 小アルカナ:カップ

おわりに

タロットと占星術には関連性があり、実際のリーディングでも活用できます。ただし、タロットと占星術の対応の全てをリーディングに活用できるかといえば、そうとも限りません。

実際のリーディングに取り入れやすいのは、大アルカナと占星術の対応や、小アルカナとエレメントの対応などです。

  • 実際のリーディングに役立てやすい対応
  • 実際のリーディングに役立てるのは難易度が高いが、知識としては面白い対応

こちらを使い分けながら、日々の占い活動を楽しんでいきましょう。

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タロットと占星術の対応

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