占い師になりたいなら、どうすればいい?
星カフェいんよう堂のスタッフです。占い師になりたいなあ、と漠然と思っても、ライバルが多すぎたり勉強不足のような気がしたりして、不安になってしまう…。
どうやったらプロになれるのか、副業としてお小遣い程度でもいいから稼げるのか、知りたいですよね。
どうすれば道は開けるか、コツを伝授しましょう。
ステップ①占い師になりやすい占術を選ぶ
占い師になりたいなら、まずは占術を選ぶのが重要です。
認知度の低い占術では、なかなかお客様からの支持や指名が得られないかもしれません。
人気が高い占いが、この3つです。
・西洋占星術(星占い)
毎月の星占いなど、雑誌やテレビで取り上げられているため人気度は抜群。しかし、プログレス法やトランジット法など学ぶ項目が非常に多く、プロとして一人前になるのにかなりの時間がかかるのが難点です。
・手相占い
パッと両手を観て鑑定する、有名な占術です。占いの館によっては必須になっている店もあります。ただ、手相や指紋、手の状態など様々なものを覚えるため、マスターするのに少し時間がかかるでしょう。
・タロットカード占い
電話占いなどでは定番となっているタロットカード。カードは大小アルカナ全部で78枚ですが、22枚の大アルカナだけで占う手法も人気があります。普通に占う以外にも霊感を駆使して占うスピリチュアルタロットもあるようです。
ステップ②講座などで勉強する
占い師を目指すなら勉強が必要です。まずは自分が好きなものを学んでいくといいでしょう。
経験者に学ぶことは、占う上でのコツなどが学べるのが利点です。占い師の先生に師事したり、占い学校に通ったり資格取得をしたりすると、数万円以上のまとまったお金がかかりますが、人に対してサービスをしていくのが占いですから、実践に即して学ぶことは重要だと思います。また勉強するモチベーションを維持することもできますね。
ステップ③どんな方法で稼ぎたいかを決める
占い師になるためにある程度勉強したら、在宅で稼ぎたいか、SNSの集客メインにするか、占いの館に所属するかを決めるといいでしょう。
占い師としての働き方の定番はこちらです。
《在宅で仕事をしたい人向け》
- 占いの会社に登録し、電話占い師になる
- 占い会社に登録し、チャット占いをする
- クラウドソーシングなどで、占い記事や鑑定文作成をする
- YouTubeやInstagramなどで発信し、広告収入で稼ぐ
- 事務所に登録し、占いVチューバーやライバーになる
《誰かを鑑定したい人向け》
- 占いの館に勤務して対面鑑定をする
- SNSで集客し対面鑑定
- ココナラなどでオンラインでの対面鑑定などの仕事を得る
様々な方法がありますが、一気に全部を目指すと、何から手を付ければいいのか分からなくなってしまうでしょう。なりたい自分を描くことも、結構重要かもしれませんね。
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ここだけの話。どれだけ稼げるの?
どの道で進むのか考える時に気になるのが、占い師の収入。
①電話占いや店舗での対面占いの場合
基本的に半分ほどが手に入るようです。売上はピンキリで、固定客がいるかどうかで変わる模様。店舗より電話占いの方が単価が高いため、電話占いで人気がでると月収数十万以上の高額収入になるようです。
自分が無理に集客する必要がないのがメリットです。
②クラウドソーシングで活動する場合
得られた報酬から手数料として、クラウドソーシング側に2〜3割を取られます。応募するなど自分で動く必要がありますが、次々に新しい仕事を見つけられるのがメリット。
初心者は単価が安いものの、最上位クラスは月収数十万以上を稼いでいます。
③SNSなどで自分で集客する場合
ほぼ全額が自分の収入となるため、一番効率良く稼げる方法と言えます。こちらも売上はピンキリで、固定客がいるかどうかで変わります。
地道なSNS活動や集客により、収入アップを目指せます。店舗を構えるまで人気になれば収入も安定するようです。
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始めるならタロット占い師がオススメ!?5つのメリット

占い師になりたいならタロット占い師から始めるのがいいでしょう。
先ほどの項目で導き出された理由以外にも、いくつもの理由が挙げられます。
メリット①:短い時間でサッと占える
占いの館では、お客様もすぐに答えを求めています。西洋占星術や九星気学では、暦から調べていくまでにタイムロスがあるでしょう。
その点タロットはシャッフルして展開していき、リーディングしていくだけです。三分くらいでササッと占えるので、お客様も満足度が高くなります。
メリット②:電話やチャットでもすぐ占える
タロットの良い部分は、お待たせする時間がない以外にも、どのような条件でも占えることです。
名前や生年月日などの個人情報を聞き出さずとも、電話やチャットですぐに占ってアドバイスを伝えられます。時間の制約がある電話占いでは、時間がかかる暦占いよりすぐに答えが出るタロットなどが選ばれやすいようです。
メリット③:何より人気が高い!
タロットの人気は高く、「できればタロットで占ってほしい」と言う占術の指定があるほどです。
認知度も抜群で、カード占いの中でタロットの人気はNO.1でしょう。
メリット④:直感を使って色々応用が利きやすい
タロットの解釈には「正解」がありません。
女帝の正位置が出たからといって答えはひとつではなく、相手の状況や立場などにより様々な読み取り方ができるのです。
一つのカードでもイメージを膨らませてどんどん読み解いていくだけでなく、カードとカードの組み合わせからインスピレーションが湧いてくることもあります。霊感のような神様のお告げのような、不思議な解釈が降りてくることもあるのです。
このように、同じカードでも新鮮な解釈ができるため、お客様を飽きさせることはないでしょう。
メリット⑤:リピーターがつきやすい
タロットカードは、知っている人が多いからこそ話が弾みやすい一面があります。
また、カードなどの絵柄は豊富なため、「今回はどのカードで占いますか?」などとお客様を楽しませることもできます。このように話題の種が多いからこそ、話す時間も増え、お客様との信頼関係が築くきっかけになるでしょう。
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5人の体験談から分かった!占い師デビューの方法とは?

巷で活躍している占い師の方々は、どうやって占い師になれたのか、知りたいと思う人もいるでしょう。
ここでは実際に取材して判明した、現役で活躍している占い師の方のデビュー話をご紹介します!
占い歴十年以上の方が殆どなので、「こういう方法で最初の一歩が踏み出せる」「生活が安定できる」と言うイメージができるはずです。
1人目:対面鑑定・占い師Aさんの例
子供の頃、テレビの占いを見ていて憧れたことがきっかけで占い師を目指したAさん。
占い師になったきっかけは、何と自ら占いの館に自分を売り込んだそうです。バイタリティーも凄いですが、自ら営業することも大事かもしれませんね。
- 《デビューするまでの経験》なし
- 《どうやってなった?》飛び入り
- 《安定して稼いだコツ》占いの館に所属
2人目:対面鑑定・占い師Bさんの例
自分が占ってもらってから、徐々に占いへの興味が湧いてきたBさん。
占いの学校を探し出し、そこに何年も通ってから占いの館に応募し、入店したそうです。またその後に、現役占い師に学んで研鑽を深め続けているのだとか。
- 《デビューするまでの経験》占い学校で学ぶ
- 《どうやってなった?》占いの館に応募
- 《安定して稼いだコツ》占いの館に所属
3人目:対面鑑定・占い師Cさんの例
親が占いを好きだったというCさん。
結婚してかなり経ってから占い師に習い、占いの館に入店したとのこと。このため占い師になったのは、中年になってからだそうです。
- 《デビューするまでの経験》占い師に習う
- 《どうやってなった?》占いの館に応募
- 《安定して稼いだコツ》占いの館に所属
4人目:対面鑑定・電話鑑定・占い師Dさんの例
悩みがあって来店し、リピーター状態になっていたDさん。
占い師の方から「占いをやってみない?」と声を掛けられたそうです。その後、しっかりと占い師に師事して学んだ後、スカウトされた占いの館に入店しました。
- 《デビューするまでの経験》占い師に習う
- 《どうやってなった?》スカウト
- 《安定して稼いだコツ》占いの館に所属→独立
5人目:占いライター・占い師Eさんの例
子供の頃から独学で数百冊以上の占い書籍を読破し、さらに文芸など様々な賞を受賞していたEさん。
占い話を書いていたら、編集部から「連載をやりませんか」と打診されたそうです。デビューしてから占い師に師事したり、資格を取ったりしています。
- 《デビューするまでの経験》独学
- 《どうやって?》スカウト
- 《安定して稼いだコツ》様々な編集部と契約、クラウドソーシング
占い師のなり方は様々!?
占い師になるきっかけは様々ですが、中には「占い師になろうと頑張らなかったのに、気がつけばなっていた」という人もいるようですね。
他にもSNSや友達の紹介などで活動を広げて、占い師として稼げるようになった人もいます。
取材した感想としては、つらいこともあるけれど楽しいこともあるし、最初の一歩が難しかったという人もいれば簡単だったという人もいて、千差万別ということ。あなたなりのデビューの仕方が、必ずあるはずです。
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占い副業を始めるコツとは?
占い師として占いの館に勤務したり、電話占い会社に登録したりするのもいいですが、今はSNSやクラウドソーシングを使って活動することができます。
稼げるようになるコツとは何かあるのでしょうか。
①自分をアピールし続ける勇気
SNSは自分との戦いなので、コツコツ自分のブログやYouTubeを作ったり、告知したりする必要があります。最初の頃は格安料金や無料で「相談したい」という人を募集すると良いでしょう。
②長く続ける力
ココナラやクラウドソーシングで仕事を得る場合、実績も大切です。一件一件の仕事を丁寧にこなすことも重要でしょう。
すぐに辞めるのではなく、粘り強く頑張るのも大事ですね。一人一人のお客様を大事にすることで、人気が出て、次のお客様を呼び込むことができます。
③アイディアと個性を磨く
ココナラやクラウドソーシングでは、自分の個性をきちんと出すのも、埋もれないための秘策です。思いついたアイディアは、どんどん投入していきましょう。「あ、これいいかも」は試してみるといいです。
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占い師はしんどい?電話・対面・ライティング別しんどい悩みと良さ

もし副業やプロとして占い師になれた後、しんどいと感じるのはどのような事か、気になりますよね。
なった後のつらさを知っておけば、対策可能かも?
①電話占い師がしんどいと感じる理由
せっかく占い師になれても、きつく感じてやめたくなることがあります。電話占い師の場合、このような悩みにぶち当たることがあるようですよ。
(1)不倫や復縁など、重いテーマの質問がある
電話占いをしたくなるのは、この悩みを誰かに理解してほしい、でもなかなか言えない、今すぐ答えを知りたい…という時かもしれません。
ということは、テーマも明るいものばかりではなさそうですね。
苦しい悩みを抱えていらっしゃるお客様に寄り添ううちに、心がすり切れてしまうこともあります。自分自身のメンタルケアも行う必要がありそうですね。
(2)待機時間の長さ
電話占い師は自由に鑑定の日時設定ができる反面、待機時間=必ずしもお客様が入るということにならないです。
しかし、予定を組んでおかないといけないので、その間は別の仕事や買い物に行けないでしょう。
また、待機時間はお金が入らないので、給与が0という日も…。かといって、待機時間が短い状態ではなかなか人気が出ない一面もあるようです。
(3)短い間で答えないといけないプレッシャー
電話占いでは、タロットや霊感などすぐに答えられる占いが好まれます。また、分刻みで鑑定料金をいただくため、YES・NOを早く言わないと嫌がられる所があるようです。
電話占いの良さはここ!
②対面鑑定がしんどいと感じる理由
占いの館やココナラなどの対面鑑定依頼でお客様を占う場合、どんなことが大変なのか興味津々かもしれません。
もちろんSNSなどで占い師をすると更新したりコメント返しをしたりと苦労してしまいますが、今回は対面鑑定中のしんどい部分を見ていきましょう。
(1)体調に左右される
電話占いと違い、目の前にお客様がいらっしゃるわけですから、服やメイクもしっかりしないといけません。
ただ。元気な時はともかく、体調が悪い時はつらいと感じるでしょう。お客様が途切れない状態だと、無理を押してしまうので疲れが取れないなんてこともありそうですね。体調管理をしっかりするといいでしょう。
(2)クレーマーや当たらないと言われて凹む
対面鑑定では、面と向かって鑑定するので、当たらないと思われた時のショックもあります。
こういう時は「カードの解釈が甘かったかな?」と反省してみるのもいいかもしれませんね。
(3)ライバルが多い
占いは人気により売上が上下する職業です。お客さんが来ないという不安で頭が痛くなってしまうでしょう。SNSでの地道な活動が重要と言えます。
また、ここだけの話、同業者に悪口を言われて凹むこともあるようです。面と向かってキツいことを言われたというケースも。メンタルを良い状態に保つことも重要かもしれませんね。
対面鑑定の良さはここ!
対面鑑定の素晴らしさはやっぱり目の前で笑顔や感謝をもらえること。そして、今まで会えなかったような職業の人とも会える点です。
③占いライティングがしんどいと感じる理由
在宅でパソコンに記事を書く…なんだかカッコイイ話ですが、実はきついこともあるようです。
占いライティングにはこのような仕事があります。
- 毎月の星占いなどの占い記事
- 占いサイトの読み物記事
- 占いやスピリチュアル系のYouTubeのシナリオ
- お客様の占いの鑑定文
- プロ占い師のゴーストライター ・・・等
現役の占いライターに聞いた本音を、こっそりお教えします。
(1)収入の上下が激しい
記事ライティングは連載や、継続の仕事がない限り、収入が一定しません。またある程度の実績がないと、文字単価もかなり低いようです。
1文字1円がライターとしての一人前の価格ですが、3000文字書いて500円しかもらえないという初心者ライターもいます。一方で、連載を複数持てば月収5万をあっさりクリアするのも魅力です。
(2)仕事が立て込むと大変
占いライティングは調べることが多いので、締め切りが重なるとつらいものがあります。質の良い記事を短期間で書かないといけないプレッシャーは、かなりのものと言えるでしょう。
また最近は「コピペチェック」で撥ねられることがあるため、せっかくの原稿を書いてもやり直しと言うことも…。
一番つらいのはパソコンの不調で、もし壊れてしまったら締め切りに間に合いません。不調に備えて常にパソコン二台持ちにしないといけないため、経費は意外とかかるようです。
(3)意外と難しい!
SEO対策やワードプレス納品など、初心者泣かせの案件もあります。また得意分野ではない占いを頼まれてしまうこともあるでしょう。
適当に書くと編集部から「やり直し」になることもありますが、それより怖いのは知識がないからとネット記事を写してしまい、著作権違反になること…。求めるレベルが高い&難しい場合は、断ってしまうのも無難かもしれません。
(4)AIに淘汰される危険
占いライターのしんどさは、未来が楽観視できないことです。近年発達したAIに、仕事を奪われる危険性があるとされています。
占いライティングの良さはここ!
初心者には難しそうなイメージですが、ストレスが少なく、やりやすさでは一番かもしれません。
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占い師になる道は意外と広い?
もちろん、どんな仕事でもしんどいことはあります。ただ一番大事なのは「好き」という気持ちと、やる気。それさえあれば、未経験でも占い師になれてしまいます。
ただ、しんどいことの対策は前もって知っておいた方がいいかもしれません。そのためには講座などで実践経験豊富な先生に習っておいた方がいいかもしれませんね。
ぜひ、今回の記事を参考に、あなたなりの占い師への一歩進めてみてください。
私も講座を受けたemico先生のマンツーマン指導はおすすめです↓
