先日、鑑定にいらしてくれたのは、以前に鑑定させてもらったことのあるリピーターさんでした。
言われて見て、「あー、そうだった…。」
遠い日の一コマを思い出しました。
リピーターさんと再会!同時に4年前の私を思い出す
占い師として自信を持てたのはイベント参加がきっかけ
きっかけは4年前
お友達に声をかけてもらって占いのイベントに出店しました。
手書きの看板を出して、小さな机と椅子を一つずつ借りて、地下歩行空間で占いをしていました。
当時の私は、占い師という肩書をあげることを、やっと自分に許可し始めたころでした。
思い返すと、そのさらに前の初イベント出店は
木枯らしが吹く中、一人で立ち尽くしているような、からからと枯れ葉が舞っている音だけ聞いているような、そんな気持ちでただ時間が過ぎるのを待っていたことがありました。
イベントに出店したら、お客さんが来てくれる。
そこから数年後、ブログやSNSで予約を受け付け、予約で満席な状態で出店することができました。
なつかしい思い出です。
4年ぶりにリピーターさんに再会!
Mさんが来てくれたのは、私にとってもそんな大切な記念日になった、地下歩行空間で充実した気分で占いをしていた、あの日の夕方のことでした。
予約分はすでに終了し、帰り支度をしているときに、すっと、私の前に座られた方。
今回。
お顔を拝見して、お話を聞いているうちに、ゆっくりとあの日の記憶が戻ってきました。
帰る準備はしていましたが、飛び込みで鑑定していただけるのは、うれしいこと!
どうぞどうぞ♪と声をおかけして、早速鑑定に入りました。
MさんはSNSの告知で私の占い出店を知り、「もし、夕方通って空いていたら、鑑定をお願いしようと思っていた」、そんな風にお話してくださいました。
あのときから4年。そうか、もう4年…。
Mさんは今回もまた、私の告知を見つけてやってきてくれたのでした。
リピーターMさんの今回の鑑定のお悩み
Mさんはあれからどうしていたのか・・
前置きが長くなりましたが
あの頃の私とはちょっと違う、占星術師にプラスされた、今の働き方をサポートするコワーキングスペースの店長であり、星カフェいんよう堂店主が加わった経験者として、ご相談内容を伺いました。
あのとき悩んでいた仕事は辞め、自分らしく生きるために、新たな一歩を踏み始めたとのことでした。
それでも歩み始めたのは最初の一歩。
まだ夢半ば。
- そもそも、自分の本当にやりたいことはなんなのか?
- これでよかったのか?
- 本当はもっと他に自分にふさわしい仕事があるのではないか?
今回の占いの相談はそこでした。
現状は
しかし、Mさんは、夢をしっかり見すえています。
コロナのおかげで、行動が制限される
そんな理由から、自分の夢そのものに自信をなくされていたのかもしれません。
Mさんの本当に悩み
私はいつも、鑑定の前にカードを数枚引いています。
タロットやオラクルカードだったり、質問が書いてあるカードだったり。
この鑑定がどんな流れになるのか、カードだちと事前打ち合わせをしているのですよね。
お会いする前でも、ご相談内容を聞く前でも、カードはいつも、私に的確な答えを示してくれます。
私のためのカードからのメッセージなので、お客様に見せるつもりもなく、テーブルの隅ににそのカードは並べてありました。
それを見たMさんは、
とお話してくれました。
人間は迷うもの
不思議なものですよね。
やりたいことの一歩は踏み出し始めたはずなのに、それでもやっぱり、これでいいのかと、思ったように進めなくなるたびに、確認したくなります。
この不安は、好きなことを好きなように選んでこられなかった方、空気が読めてまじめでやさしい方にこそ多いように思います。
自分の意思の通りにまっすぐ、進んで来られた方には、理解しにくいお悩みかもしれません。
迷子になりたくて迷子になる人はいません。
大切な自分の正直な気持ちを隠し、いつも、他の誰かを優先していると
自分の本当の気持ちをどこに隠してしまったのか、隠し場所がわからなくなることがあります。
自分じゃない誰かを優先できる。
それはとても尊いことです。
でも…。
もしそれが、自分を偽って、自分の気持ちをごまかして他人を優先してきたことなら、自分に嘘をついて生きてきたということにもなってしまいます。
まだ夢半ば。本当はどうしたい?
Mさん!もう、準備はできている
自分らしく生きようと思い始めて、たくさん悩んで
こんなことしてていいんだろうか?
そんなご相談をいただくとき
ホロスコープの中で輝いている星はやっぱり、それがあなたの本当にしたいことだよ✨
そんな風に言いながら瞬いています。
- その人が何を大切にして、生きているのか
- その人の得意なことや、才能
- その人が取り組むべきミッション
- この人はこれが、大事なんだよと。
- これがこの人のしたい生き方なんだよと。
星がその人にとって大切なものをわかりやすく、指し示してくれます。
そして、Mさんの現状を占って引いたタロットカードは、
「もう、準備はできているよ。」
「進むだけだよ。」
そんなメッセージばかり並んでいました。
「天職」って「適職」とはちょっと違う
Mさんは保育の仕事に携わってきた方です。
Mさんは育み育てる母性の星、蟹座が強い方です。
教えるということにもとても適性がありました。
『その天職をもっと、全うしたくなった!』
今のMさんはそんな状況でした。
鑑定していて思うことなんですが。
天職って、適職とはちょっと違うようなんですよね。
だから情熱だってあるのに、あまりにも叶えたい夢すぎて、遠回りしてでもなんとか叶えようと、闇雲にがんばっていることもあります。
これだけじゃ、仕事にならないから、あれもこれもプラスして、もっと資格も、環境も!みたいな感じにです。
やりたいことと天職は一致しています。
そのためには、カフェをオープンしないと!なんておっしゃっていました。
コロナ禍でなかなか難しくてと。
わかりますか?
これ、違いますよね。
カフェのオープンじゃないんです。
そこに気がついたら、身軽になって、もっと簡単に夢である天職に近づけそうな気がしてきませんか?
だって、Mさん、スキルは十分なんですもの。
もちろん、カフェだって素敵ですよね。
Mさんなら、叶えられる夢だと思います。
でも、今始めるには大きすぎる一歩です。
であるなら、今からでも、今日からでも始められる一歩を踏み出してみるのがいいんじゃないかしら?
星を読みながら、タロットを引きながら、そんな提案をさせてもらいました。
はじめの一歩の進み方をたくさん。
鑑定後に思う
鑑定が終わって、最後にMさんが私にこんな風に言ってくれました。
4年たつと、こんなに変われるんですね。
私もがんばらないと!
確かに、4年前の私は、それなりに頑張ってはいたけど、まだまだだったかもしれません。
占いだけの観点じゃなく、コワーキングスペース店長として、いろんな方の働き方や生き方を見てきました。私の占いに、占い以上の厚みが出たと思います。
起業副業にはちょっと、うるさいんですよ!笑
※ちなみにコワーキンスペースとは、フリーランス個人事業主・会社員などが集まって仕事をしたり、情報交換したり、キャリアの相談や集客など仕事全般のサポートをする場所です。
人はいつからでも、成長できます。
もちろん、今からでもです!
私もより一層、精進していかないと。Mさんに先を越されないように…。がんばっていかなくちゃ♪
そう思える、素敵な鑑定の時間をいただきました。
Mさん、ありがとうございます。これからも応援しています!
今日も♪
星を読みつつカードを操りつつ、手のひらを覗き込みながら、あなたのしあわせを紐解く鑑定をしています。
- 自分のことが知りたくなったら
- 自分の本当の気持ちを知りたくなったら
どうぞ『いんよう堂』までいらしてくださいね。
初めての方や、どんなことを聞いたらいいかわからない方は
どうぞお気軽にお試しください。
もちろん、私の渾身の思いで読ませていただく、西洋占星術を使うホロスコープ鑑定もおすすめです。
自分のもって生まれた星を知りたくなった方はぜひ♡お待ちしています。
この記事を書いた人
西洋占星術師&星カフェいんよう堂店主 emico
プロ活動12年で鑑定歴1万名以上。幼少から難解な西洋占星術を読み解き始め占星術歴43年。
本格活動してすぐに、予約の取れない占い師と言われる。地元札幌北海道のみならず、南は沖縄から本州や海外からも鑑定依頼多数。
働き方・生き方支援のコワーキングSaloon店主も兼務し、西洋占星術を使い本来の自分を知ることで自分を取り戻し、自分らしい生き方を見つけて飛躍した人も多く400名以上に関わる。他にはないと評判で、きめ細かく寄り添い、そっと背中を押すことで、結果につなげている。占いの感想はコチラ→
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